ゆめのいろ(夢の彩)
ゆめのいろ(夢の彩)
作詞：那由太
作曲：NTTT
編曲：自害P
唄：初音ミク
揺れる着物の 裾ふわり
この袖が 翼だったなら…
思う朱色の 檻のよな
水盆泳ぐ 我が身は金魚
所詮翼が 生えたとて
ただの魚の この体
淀む水中に 生きれども
水が無ければ 生は無い
こぽり こぽりと たゆたう泡は
ひいろ ふたいろ なないろと
偽りのよを ただ艶やかに
ひいろ ふたいろ 飾るだけ
揺れる射干玉 闇さらり
この髪が 翅(つばさ)だったなら…
想う朱色の 檻の中
我が身呪いて 止められず
所詮魚で 無い身でも
ついた穢れは 落ちはせぬ
背く現世の 陽の光
浴びるその日は 終に無い
こぽり こぽりと たゆたう夜に
ひいろ ふたいろ なないろと
極彩色に 見つけたいろは
ひいろ ふたいろ そこに無い
ゆらり ささめく うすべにと
ふわり 舞落つ 無垢な白
紅蓮地獄と 蒼炎に
凍え 焼け落ち 夢の痕
こぽり こぽりと たゆたう泡は
ひいろ ふたいろ なないろと
偽りのよを ただ艶やかに
ひいろ ふたいろ 飾るだけ
こぽり こぽりと たゆたう水泡
悲色 蓋色 名無色と
現世の果ての この彩の中
ひいろ ふたいろ 泳ぐだけ
眠る金魚の 夢の痕
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