Resistance
Resistance
作詞・作曲：鉄分P
唄：MEIKO
コーラス：KAITO
世界の片隅で唄を歌う
終焉(おわり)までの時を数えながら
月の光はこの崩れかけた
大地を照らし薄らと消える
理刻む歯車を欠く
歪に混じり合った 思想(セカイ)
降り注ぐ雨は強く深く
全てを削ぎ落して
蒼天を見上げた懐かしき
想いの一片も色褪せる
変わることのない
静かな
たった一つの
遺言(こえ)に縋りついて
世界の片隅で詩を紡ぐ
記憶の底で笑む
彼の人が為
虚ろな叫びは光の下、
正気の檻に阻まれて。
セカイがやがて色を失くしても
この眼が何も映さずとも
微かな願い(こえ)を
この耳が捉えられなくなるまでは
まだ…
白は黒と
黒は白だと
遍く 裏返しの思想(セカイ)
踏み荒らされた
天(あめ)は地(つち)へと
下りて 契機(とき)を待つ
草原を舞いゆく花のように
散りても誇りを失うなかれ
さざめく風よどうか遠くまで
我らの祈りを伝え給え
世界の片隅で歌を叫ぶ
言ノ葉に乗せ
かの意思を繋げ
未だ憂いの滴は尽きねど
狂気に逃げられぬ
私だから
この世界が何処へ向かおうとも
熾った炎を絶やさぬように
嘆きの果てに朽ちるよりも
最後まで抗い続けよう
世界の片隅で歌を歌う
終焉までの時を数えながら
月の光はこの崩れかけた
大地を照らし静かに満ちて
近づいてくる無粋な足音
それでも尚 歌い続けましょう
そして遠い何処かで
撒いた種が
どうか芽吹くように
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