首吊り樹と二人の男
首吊り人の樹と二人の男
作詞・作曲:マチゲリータP
唄:初音ミク
丘の上、首吊りの樹々の落ちる陰。
木漏れ陽の中で二人の男が歩く。
憂鬱な表情である。
鉢合せた困惑の季節。
止まる日々や鏡合わせの呼称。
見つめあう瞳の裏側。
擦れ違うそれぞれの事象。
「さわやかな風ですら不快に思える」など
呟いてみたものの、それはただの甘えでした。
それでも掌を太陽に翳してみたけれど
何もかも変わらない事だってあるんだよ。
首吊りの樹々に問うのは
私たちの未来か、過去の手記か。
傍らの家に住む老婆は暖かく微笑んで言った。
老婆「紅茶でもいかがですか?」
~不思議な自殺願望は鏡と対話していた~
「ほら見て、首吊りの樹々が笑って君をつれてゆくよ。」
首吊りの樹々に問うのは
自らの幸せか、誰かの罪か。
動いていた時計もやがて壊れて止まったんだ。
あの日の様に。
消えない面影にも泣いた
掌で掴むのは不確かな誓い。
それでも立ちふさがる明日を
塗りつぶして消しましょう。
そして、二人はロープを取った―――。
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