鬼の嫁
鬼の嫁
作詞・作曲:みょみょみょ
唄:鏡音リン・鏡音レン
人喰い鬼の棲むという
深山に入るは ひとりの娘
白い着物に角隠し
憐れ娘は 鬼の嫁
娘よなぜここへ来た ここは鬼の棲む山
村の掟で百年 一度鬼に嫁やる
鬼の力で村は富み 金銀玉泉湧く言い伝え
だからよ 白い着物(死装束)身にまとい
ぬしのもとへと 嫁ごうぞ
そのかわし どうか わしの村を
富み栄えさせとくれ
鬼というのは元は人 神の力なぞ有りやせぬ
娘よ帰り村の男と夫婦になるがよい
父母は病に斃れ 頼る縁もとうになし
なればよ肉を食み 血を啜り
ぬしの糧としてくれまいか
山狗の餌となる終わりなら
せめて 鬼の嫁になりとう
娘よ 泣きやめよ
鬼よ なぜ泣くか
娘よ 泣くな
鬼よ 食べろ
声をこらえる強さもなけりゃ
いかにしてこの山で 生き延びるものか
風は冷たくないか 飢えてはないか
人に疎まれる我が身ゆえ
ひとりぽっちのさみしさは
痛いほどわかる
鬼よ
もし
許されるな
ずっと
ともに
生きとう
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