終わる世界
- 作詞:
- しえいか
- 作曲:
- しえいか
- 唄:
- KAITO
紫の空に星が瞬いた夜は
理想 映しだす 蒼い水が
錆びついた 色を帯びていく
罪人が祈りを捧ぐ
後悔の言葉を抱いて
涙で洗い流すように
神を気取った愚かさを
回転木馬は今日も残酷に
まわる 蒼い百鬼夜行
ひしゃげた笑いが包んでる
光がささぬ 終わる世界
力なき人々が 途方にくれた姿
理想 追い求め 掴みとった
手のひらには汚れた世界
旅人たちが歌ってる
大地を見捨て 歩いてく
口だけの笑みを浮かべて
愛の言葉を歌ってる
静かに集まってく人の群れは
おこぼれ狙う 有象無象
きみひとりだけを守るよと
胸を張っても目が泳いでる
回転木馬は今日も残酷に
まわる 蒼い百鬼夜行
ひしゃげた笑いが包んでる
世界の終わりを眺めてる
愛の言葉叫ぶ 今日も残酷に
喧騒の音に 掻き消される
あきらめの笑いが包んでる
人の心が 壊れる音
世界の終わりを奏でてる