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ーカロイドの
歌詞置き場

雪夜に仄めく

雪夜に仄めく
作詞・作曲:halP
唄:MEIKO


ひらひらと舞う白い雪
名残惜しそうに
曲線を描き 足元に
溶けて消えてく

白い吐息を持て余し
肩を小さくしてみせて
この街道の風をくぐった

澄んだ空気が喧騒に
紛れていって 
ひそやかに
街の色や人の温度を
際立たせている

散らばる照明と 
舞い降りる雪
交わって長い夜を飾る

耳を澄まし聞く足音
君のリズムが刻まれていく

約束は不安になるから
言葉にも形にもしないけど
何度冬が来ても こうして
一緒にいられたらいいね

雑踏を抜けた先にある坂
吐息も足音も不規則になる
高台から眺めた街は
輪郭がぼやけ 儚く見えた

遠く響く冬の音楽
冷たい風の中に潜って
秘めた夢や光や雪と
混ざりながら
この夜に溶けていく


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