或る詩謡い人形の記録『雪菫の少女』
或る詩謡い人形の記録『雪菫の少女』
作詞・作曲:青磁
唄:KAITO
雪の降る国 名将と名を馳せた
若き一人の 少女の話
権力も財産も
彼女は いらないけど
-戦場へ…
噂だけは とおくとおく広がり
武勲をしらぬもの おらず
汚れ役も 全て知ってここにいる
罪を負って
望み ひとつ ただ彼女は
愛する 人のため -剣を…
(堕された 殺された 残された 愛された
乱された 赦された 聴かされた 物語)
たった 一度の 過ち
千の功績も 意味はなく
抜け殻のような 彼女は
意味無き言葉 問いかけた
「ねえ、ねえ。」と 笑顔で
あらゆるものに 話しかける
返事は ないけれど
彼女は 問い続ける
静寂の 牢屋の 中
「気味が悪い。」と囁く
看守達は 震える手で
"魔女"の声 止めに行くだろう
(彼女はただ一人に愛されたくて
**重ねた)
「ねえ、ねえ。三日月。」
「私の手、汚れてる?」
「ねえ、ねえ。太陽。」
「私の血は赤い色かしら?」
(裏切り 悲しみは 彼女の中で浄化されてゆくの
彼女は微笑み 愛する者の前で*んでゆく)
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