夏の庭と白い骨
夏の庭と白い骨
作詞・作曲:■P
唄:MEIKO
真夏の庭に 始まりまた終わる
わたしの恋が 最期の息をつく
打ち捨てられた 思い出を褥に
わたしの骨が 横たわる
過ぎ行く真昼に わたしの影を見失う
去り行く時間に あなたの本当を見失う
翳りゆく日差しに抱かれる
幸せだったわたしのかけら
やるせなく汗に湿る肌は
風になぶられ冷えてく
始まりと終わりの ひとそろいの帰結
わたしの目の前で 物語が閉じる
あなたと わたしの 言葉より大切だったものは
あなたの熱を失い 言葉にならず朽ちてく
真夏の日差しの中で
小さな骨は幸せだった
あなたのことが大好きで
小さな骨は幸せだった
翳りゆく日差しに抱かれて
くちなしの香りにむせぶ
あと少し 歩き出すまでは ここにいさせて
火照る肌の熱さも冷えて
夏の草も枯れるけど
わたしの恋の白いなきがらは
ここに静かに横たわる
真夏の庭は 永遠の庭
日ざかりの日の下 静かに
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