1987
1987
作詞:mak.kanz@wa
作曲:パレットP
唄:MEIKO
夜明けの部屋でひとり
冷たい壁にもたれ
手にした古い雑誌
色あせた表紙
シミだらけのページの隅で
16の僕が何かを叫んで
生きてる
人ごみ 逆らうように
伸ばした腕はいつも
現実さえ触れず
空を切るだけで
溺れて沈むメッセージに
すがりつきながら
見えない誰かに
拳を振り上げた
あの頃 何のためらいも
ないまま僕は
ただ走り続けてた
いつしかオトナになること
気づかぬふりで
錆びつくことばのナイフ
振りかざして
気づけば 僕はひとり
願いもはかなく消えて
『出逢いは歴史を創る』と
誰かの言う
曖昧な理想に
ただ突き動かされ
セカイに向かい突き立てた
中指の先
噛みちぎられた爪を
オトナになることを拒む
言い訳にして逃げてただけ
真実なんて名ばかりの
幼い熱に
うかされ続けた日々
でも何ひとつためらわず
ただ走ってた
あの時代(とき)は嘘じゃない
今もまだ
青い幻想(ゆめ)抱えて…
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