陽炎
- 作詞:
- なおぽ
- 作曲:
- なおぽ
- 唄:
- 鏡音レン がくっぽいど
私を離さない貴女
少し震えては泣いていた
いつか訪れる別れの日
このまま抱きしめて そっと口づけて
別れの言葉はまだいらない
遠くへ去る貴女の声
いつか出逢えると信じて
さよなら
月夜の下で響く悲しみと罪の音
体を重ね合わせ揺らめく私は陽炎
どこへ行けばこの涙は止まる
いつか私達の未来が報われますように
押し寄せる罪人の波 腐食した廃人の果て
降り続く紅の雨 流れ行く契と命
解き放つ戦火の叫び 降り注ぐ魂の群れ
鳴り止まぬ地獄の業火 人の世は未だ深い闇の底
この手を離さないで 連れて行かれてしまう
貴女の瞳に映る微笑む私は誰だろう
今はこの愛に溺れていたい
黒く咲き乱れる薔薇のように
月夜の下に残る哀しみと罪の跡
体を重ね合わせ揺らめく私は陽炎
巡る孤独の中で人は彷徨い
いつか私達の未来が報われますように
灰となる重ねた歴史 星となるすべての鼓動
風となる私の命 雨となる流した涙
罪となる人の過ち 虚無となる広がる景色
過去となる現実と夢 全ての始まりは全ての終わりへ