てるてる坊主の唄
てるてる坊主の唄
作詞・作曲:No.D
編曲:えろあきP
唄:鏡音リン
まどの外は雨ふり
おにわの花もぬれて
つめたそうで
とおりすぎる人々も
うつむきかげんで
歩いていくよ
今日は外に
出られそうにないよね
かみさまの
泣き声がきこえる
「いつまでもはれじゃ
いられないよね」
そんなこと分かってるけど
今日はずっと雨かな
はれるかな?
明日には泣き止んでよ
ひみつのてるてる坊主が
少しでもやくに
立てれたらいいのになぁ
なみだを止めた空もよう
それでもまだ
しかめっつらしてるよ
みずたまりを
気にしては
お外に出るのも
少しいやなの
まだ少し空気が
つめたいみたい
こごえることは
にがてなんだ
おひさまを
まっているうちに
もうさむい夜が
来てしまう
今日もずっと雨だね
明日にははれるかな?
……また雨かな?
もひとつ作った
ひみつの
小坊主とうらなうよ
明日の天気を
とつぜん泣き出した
どしゃぶりのお空にまた
わたしができるのは
ささやかな思いを
小さな坊主に
いのるだけ
いつもより少し早く目がさめて
見えるカーテンの向こう
キラキラかがやくたいよう
「おはよう」と
はずかしそうに笑い出して
今日はきっとはれだよ
あたたかい風も
吹いてくるかもね
ひみつのてるてる坊主の
わらい顔
おかしくて
また外に出たよ
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